日焼け止めの効果と選び方！肌に優しいのは？

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こんにちは。私の住む地域は、今日は初夏の陽気でした。

紫外線から肌を守るアイテムのひとつに「日焼け止め」があります。

肌質は人によって違うので自分にぴったりのモノを見つけたいところですが、種類が多くてどれを選べばいいのか分からないことも。

今回は、日焼け止めの効果と選び方についてご紹介します。

日焼け止めには、ミルク、ジェル、スプレー、パウダーなど様々なタイプがあり、紫外線防止剤が配合されています。

紫外線防止剤は下記の2種類に分類されます。

〇紫外線吸収剤（有機系素材）
紫外線を吸収し、紫外線エネルギーを熱エネルギーなどに変えて放出することで肌への影響を防ぎます。

〇紫外線散乱剤（無機系素材）
物理的な仕組みで紫外線を散乱、反射させます。散乱剤を肌に均一に覆うことで紫外線を肌表面で反射、散乱させて紫外線の影響を防ぎます。

日焼け止めには吸収剤・散乱剤の両方を組み合わせている商品もあります。

日焼け止めの効果はSPF（Sun Protection Factor）とPA（Protection grade of UV-A）で表示されています。

日焼けやシミの原因となるUVBを防止する効果の指標を指します。

数値で効果が表され、SPF50やSPF50＋の数値が高いモノがより効果的です。

シミやシワ、たるみを引き起こすといわれるUVAを防止する効果の指標です。

“＋”の数で段階が表され、多いほど高い効果が期待できます。
PA＋からPA＋＋＋＋までの4段階があるので選ぶときに確認しましょう。

日焼け止めは、「いつ、何をする時に使用するか」によって選ぶのがポイントです。

生活シーンに合わせた紫外線防止剤の選び方の図

それほど数値の高くない日焼け止めでも十分。

日焼け止めとは表示されていなくても日中用の乳液･クリームなどでSPF･PAが表示されているものも有効です。

炎天下での屋外活動では、高い効果のものを使いましょう。

特にプールや海では、肌の露出が増えるうえに長く日にさらされるので、水でも簡単に落ちないモノを選びましょう。
あくまでも落ちにくいだけなので、こまめに塗りなおすことが大切です。

子供用として売られているものや､皮膚の敏感な方用の日焼け止めは紫外線散乱剤のみを含んでいるものが多く、「紫外線吸収剤無配合」とか「紫外線吸収剤フリー」あるいは「ノンケミカルサンスクリーン」といった表示がされています。

紫外線吸収剤は化学物質の一種で、紫外線と化学反応を起こすことで、影響を和らげますが、肌へ刺激を与えてしまうことも！

紫外線を防止する成分に、紫外線吸収剤が使われていないモノは、肌の負担が少ないので、敏感肌の方や赤ちゃんにおすすめです。

肌へ優しい紫外線散乱剤を採用した日焼け止めを選び、肌の負担を軽くするのがポイントです。

日焼け止めの種類と特徴をまとめました。

	特徴
ミルク、乳液	○伸びがよく肌によくなじむ ○刺激が弱い ○ちょっとした外出に◎
ジェル	○さらっとした使用感、べたつきが苦手な方に◎ ○よく伸びるので広い体への使用にも △保湿力に物足りなさも
スプレー	○手軽に使える ○手が届きにくい背中なども簡単 ○頭皮の日焼け止めにも◎ △他のタイプと合わせて使うのがおすすめ
パウダー	○軽い使用感で塗りなおしに便利 ○外出先でも上から押さえるだけでサラッと使える